梅・桃・桜の名所である、京都御所。 その隣に、護王神社があります。
護王神社は、“猪の神社”と言われる通り、数多くの猪が境内にあります。昨年は猪年だったため、建仁寺の禅居庵/摩利支天堂同様、多くのお客様がここに来られました。
ここの神社には、二柱のご祭神が崇められています。旅の途中に痛めた足が、300頭の猪の加護によって回復したという逸話から、足腰の健康や怪我の回復にご利益があると言われるようになり、「足腰の守護神」として、地域の方々から観光客まで、多くの人々に親しまれる神社です。また、もう一方のご祭神が、戦乱で身寄りを失った子どもたちを養子に迎え育てたことから、「子供の守護神」として、人気があります。
手を清める手水舎の像や、神社の入口を守る狛犬が猪になっていたり、猪コレクションの展示ルーム「お休み処」があったりと、境内には、猪の像がいっぱいあります。ある記事によると、約4000頭もいるということです!! 境内に入り、猪探しをぜひしてみてください。
中でもおすすめなのが護王神社ならではの座立亥串(くらたていぐし)です。
本殿に向かって左手に「願かけ猪」と「座立亥串(くらたていぐし)」が、招魂樹(おがたまのき)の根元にあります。「座立亥串」は2本1組になっています。両方に、自分の名前と願い事を書き、1本は願かけ猪のそばに刺し立て、もう1本は家の神棚や玄関にお祀りしましょう。家に持ち帰るのは、神社で願い事をしたあとも、日々思い起こしてお祈りするためということです。
京都御所訪れた際に、ぜひ行ってみてください♪
ご利益ももちろんのこと、京都のフォトスポットとしてもお勧めです。
護王神社
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