こんにちは。先日とうとう新元号「令和」が発表されましたね。2019年05月01日から施行ということですが、もう1カ月も経たないうちに「平成」が終わってしまうのは、少し寂しいと感じます。
今年2019年は、日本は「イノシシ年」になります。中国や漢字を使うアジア圏では、各年のシンボルとして、それぞれの年に、(12種の) 動物の名がついています。日本では「干支」と言います。干支は12年で一回りし、順番は、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥となります。
2019年の干支は「亥」です。中国や韓国は「亥」ではなく、「豚」なんです! なぜ、日本は「亥」なのか?「干支」 が中国から入ってきた時には 「豚」 が日本にいなかったので、馴染みのある 「イノシシ」 になったと言われています。中国や韓国では、「豚年」に生まれた子は「一生の財運と福を持つ」と言われ、ベビーラッシュになります。日本では、干支にこだわる方は多くはないので、聞いたときはとても驚きました。しかし、日本やアジアで、「豚の貯金箱」が多いのは、この由来からということで、納得します。
他のアジアでは見ることができない「亥年」。京都の祇園に2019年に来られたら、ぜひ寄ってほしいのが建仁寺の「禅居庵/摩利支天堂」です!
「禅居庵」には、「狛犬」ではなく「狛猪」がいます!ちゃんと「阿吽」の口にもなっており、可愛いです。猪が置かれている理由は、ここで崇められている神様「摩利支天」が猪を眷属(けんぞく)として従えているからです。有名な伏見稲荷の、稲荷神と狐の関係と同じです。
摩利支天は、開運や勝利に導く神様とされ、受験生やスポーツ選手の参拝が多く、地元祇園の舞妓さんや芸妓さんたちもお参りに来られます。
インスタ映えの可愛いスポットとして、猪の像の足元にたくさんのミニイノシシ像が集まってます! ここのおみくじには、「亥みくじ」があり、陶製でできた可愛いイノシシの中に、おみくじが入っています。そのイノシシが集まったのがこちら!
持ち帰りももちろんOKです。私も持ち帰り、玄関に飾ってます。ぜひ、今年行ってみてくださいね!
【アクセス】 MAP https://goo.gl/maps/Rh8bT825Dpu
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- 市バス「東山安井」停留所より 徒歩 約7分